ダイバーシティ・コンサルタント養成講座〔東京校〕
第14期
【オンラインコース】 全10回 (募集開始)
女性・外国人・シニア・LGBT・・・多様性が活きる
働き方改革・経営力向上の支援者に!
■ ダイバーシティによる組織活性化と生産性向上の手法を学びます。
・ダイバーシティ経営の導入から実施までを体系的にインプット
・働き方改革から人材不足・雇用対策まで、幅広い現場ノウハウをカバー
■ 一定の成績を収めた修了者は当機構の認定資格を取得できます。
ダイバーシティ・コンサルタント養成講座 アドバンス
第4回
【オンラインコース】全10回 募集終了
知識から実践へ
7つのケーススタディとコンサルティング演習
日時:2月5日~3月26日
JDIOマネジメントスクール
JDIOでは「JDIOマネジメントスクール」を開講しています。ダイバーシティに関して、興味のあるテーマを選んで学べる講座シリーズで、1講座からお申し込みいただけます。
【実施要領】
開講日:火曜日 13:30~17:00(3.5時間)
水曜日 19:00~21:00(2.0時間)×2週連続で計2コマ
Web講座にて開催いたします。
2022年は準備中です。
見える?見えない?「ガラスの天井」
JDIOダイバーシティシニアコンサルタント 油井文江
「ガラスの天井」(Glass Ceiling)は、女性が向上することを阻む目に見えない天井を指します。ヒラリー・クリントン氏が、2016年の米大統領選で敗れ、「(大統領という最も高く硬い)ガラスの天井を破れなかった」とスピーチして一層知られるようになりました。
今の日本で言えば、企業の女性管理職が増えないことや、社会的地位の高い職業に女性の進出が進まないこと、また子育て中の女性が仕事で能力を発揮できないことなども、頭打ち、限界の意で「ガラスの天井」と言われたりします。背景に女性差別や無意識の偏見があるとされます。
グラスのシーリングは、「見えないけれど確かに存在する」の意ですが、本当に見えないのかどうか。
人を大事にする「働き方改革」の進め方
JDIOダイバーシティシニアコンサルタント 油井文江
企業の人材難による業績の伸び悩みや、事業縮小・撤退に及ぶケースが少なくありません。「働き方改革」は、人材の枠を拡げ、かつ一人ひとりの生産性を高めて労働力不足に立ち向かおうとする改革です。しかし現実には、進め方に戸惑う企業が多かったり、「改革をやったら経営が成り立たない」と考えたりする経営者が少なくありません。 そこで、6回に分けて改革の内容と必要性、またその具体的ノウハウを考えていきます。
ダイバーシティの時代
ダイバーシティとは「人の多様な違いを活かしあうこと」、その「違いが社会や企業を活かすこと」。これをもって、ビジネスにおいては人が活きる組織と経営の高い生産性を実現する考え方のことです。ダイバーシティは、性や国籍だけでなく思考・ライフスタイルに及ぶ多様な属性を対象とします。
今世界は、多様な人材力が競争優位となる「ダイバーシティの時代」を迎えています。実際に、「異質人材の組織」の方が、新しいモノや考え方を生みだす力を示しています。
日本企業の優位点は「均質な組織」にありました。しかし不確実で多様さを増す市場ではそのマイナス面が目立ってきました。今こそ日本型組織の意識と構造を改革する「ダイバーシティ経営」が求められています。
キーワードは「多様性」「受容」「マネジメント」
ダイバーシティとは一言で言えば「多様性を受容する」ことです。
具体的には、個人の固有の外面の属性(国籍、人種、性、年齢、障がいの有無など)や内面の属性(経歴、価値観など)にかかわらず、互いの多様な違いを尊重し受容し合うことを意味します。
企業が経営として行うダイバーシティの位置づけは「経営戦略」とされます。人材、マネジメント、マーケティングに係る基本戦略の課題であって、福利厚生などの周辺的な制度問題ではないからです。
ことに欧米企業では、競争優位の重要な戦略であり、ダイバーシティの経営管理が周到に実施されています。
自分にとって他者はすべて多様であるとの認識において「多様」は無数に存在します。ダイバーシティの原点はこの無数の「多様」の尊重にありますが、ここでは実践的な視点から、ダイバーシティ・マネジメントが対象とする「多様」を分類します。
経営方針としてトップが明確な姿勢を示すことが重要です。なぜダイバーシティが必要か、自社の目標・目的はどこにあるのかを周知し、理念が一致しているかメンバーともコミュニケーションを取って確認します。
ダイバーシティは、これまでの考え方の延長線上にあるものではなく、社員の意識や行動を変える新たな考え方が必要になります。企業規模、業種、風土などで取り組み方、進め方は変わってきますが、導入の全体像を描き、戦略的に導入していかなければ成功しません。
働き方改革は、時間軸で見れば明治期以降初めてのパラダイム(規範)転換ということができます。背景には、工業社会からサービス・ソフトの3次産業社会への変化や、明治以来増え続けた人口が一気に反転する人口減少と高齢社会の到来、グローバルな市場競争力の低下などがあります。
働き方改革関連法案が成立し、改革項目や指標が明らかになりました。この働き方改革は「経営の構造改革」ともいわれます。高い命題を持つ課題ということですが、対して、改革の進捗を管理する立場である管理者はどのように取り組んだらよいのでしょうか。
JDIOが認定するダイバーシティ・コンサルタントは、人財の多様な能力を最大限引き出して企業の競争力を強め、経営成果を高める経営戦略を支援するプロフェッショナルです。
一般社団法人
日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10
ドルミ第二御苑704号
TEL:03-5919-0823
FAX:03-5919-0824
組織概要・役員一覧はこちら